住宅ローンの銀行選び方、私はこう見直した

家づくり記録

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住宅ローンをどの銀行で借りるか、迷っている方は多いのではないでしょうか。

「とりあえず金利が低い順に選べばいいのでは」と考えがちですが、実はそれだけで決めてしまうと、いざ申し込んだ段階で、物件の条件が合わずに断られてしまうことがあります。

私自身、元銀行員でありながら、最初は金利の低さだけで銀行を選んでしまい、あとから見直すことになりました。

この記事では、今まさに注文住宅の住宅ローンを検討している私が、実際にどうやって銀行を絞り込んでいったか、その過程を体験として綴ります。

読み終える頃には、金利だけに頼らない銀行の選び方が見えてくるはずです。

結論から言うと、銀行は金利と、自分の物件や状況で実際に借りられるかどうかの両方で選ぶことが大切だと感じています。

最初は「金利」だけで銀行を選んでいた

比較サービスで、金利が低い順に3行を選んだ

正直に告白すると、私が最初にやったのは、住宅ローン比較サービスを使って、金利が低い順に上位3行を選び、そのまま事前審査を申し込むということでした。

モゲチェックでは、スマホから簡単に住宅ローン金利の比較ができ、自分の条件にあった銀行の住宅ローンプランを作成できます。実際、私もモゲチェックで住宅ローンの候補として、金利の低い銀行を絞りました。

「事前審査」とは、正式な契約の前に、金融機関がおおまかに「いくらまで貸せそうか」を判断する簡易的な審査のことです(詳しくは別記事でも解説しています)。

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金利の安さで選ぶのは、自然な出発点

「金利が低い順に選ぶ」というのは、決して間違ったやり方ではありません。

むしろ、住宅ローン選びの出発点としては自然な発想だと思います。

実際、比較サービスを使うと、複数の金融機関(ネット銀行や地方銀行、メガバンクなど)の金利を一覧で確認でき、候補を絞り込む最初の一歩としてはとても便利でした。

ただ、この段階の私は、「金利さえ低ければ、それでいい」と考えていました。

でも「金利だけではダメだ」と気づいた

住宅展示場で聞いた、思わぬ情報

金利で選んだ3行に事前審査を出したあと、住宅展示場でハウスメーカーの担当者と話す中で、思わぬ情報を耳にしました。

私たちが検討している土地の条件によっては、「ネット銀行は、市街化調整区域(街づくりの計画上、原則として新しい建物を建てることが制限されているエリアのことです)にある物件だと、取り扱いの対象外になることがある」というのです。

比較サービスのチャット相談でも、別の注意点を知った

さらに、住宅ローン比較サービスのチャット相談を利用した際、「銀行によっては、注文住宅で必要になる『分割融資』(工事の進み具合に合わせて、着工金・中間金・完成金というように、複数回に分けて融資を実行してもらう仕組みのことです)に対応していないことがある」という点も教えてもらいました。

注文住宅を建てる自分にとって、見過ごせない条件だと気づいた

この2つの情報を聞いて、はっとしました。

私は注文住宅を建てる予定で、しかも土地の条件次第では市街化調整区域に関わる可能性もありました。

金利の安さだけを基準に選んだ3行が、実際には自分の物件や進め方に対応できない可能性がある、ということに、この段階で初めて気づいたのです。

条件に合わない銀行を入れ替えた

金利で選んだネット銀行を、いったん外した

そこで私は、最初に金利だけで選んでいたネット銀行のうち、物件の条件や分割融資への対応が確認できなかった2行を、候補からいったん外すことにしました。

金利の低さは魅力的でしたが、そもそも借りられなければ意味がないと考えたためです。

市街化調整区域に強い地方銀行、金利が比較的低いメガバンクを追加

代わりに、市街化調整区域の物件にも対応してきた実績があるという地方銀行と、ネット銀行ほどではないものの、比較的金利が低めのメガバンクを候補に追加しました。

この時点で、私の候補は「金利だけで選んだ顔ぶれ」から、「金利と、自分の物件条件の両方を踏まえた顔ぶれ」へと変わっていきました。

複数行に事前審査を出して比較した

最終的に、5行に事前審査を出した

こうして条件を見直したうえで、最終的には5行程度の金融機関に事前審査を申し込みました。

1行だけに絞らず、複数の金融機関に申し込むことについては、別の記事でも詳しくお伝えしていますが、実際に複数出してみたことで、それぞれの金利や条件を、自分の目で具体的に比較することができました。

比較して初めて見えてきたこと

金利だけを見ていた最初の段階では分からなかった、審査のスピード感や、担当者とのやり取りのしやすさといった違いも、実際に複数の金融機関とやり取りする中で見えてきました。

数字だけでは分からない部分も含めて比較できたのは、複数行に申し込んでよかったと感じている点です。

学び:銀行は金利だけで選ばない

金利は出発点、でもゴールではない

今回の経験を通じて感じたのは、「金利が低い順に選ぶ」ことは、銀行選びの出発点としては間違っていないけれど、それだけで最終的な候補を決めてしまうのは危険だということです。

自分の物件や状況(市街化調整区域に該当するか、注文住宅で分割融資が必要か、など)によって、実際に借りられる金融機関は変わってきます。

ランキング上位に出すだけでは、いざ申し込んで条件が合わないことがある

比較サービスの金利ランキングは、あくまで一般的な条件での比較です。

自分の物件や進め方に合っているかどうかまでは、ランキングだけでは分かりません。

元銀行員として審査の仕組みを知っていたはずの私自身が、最初は金利だけで選んでしまっていた、というのが正直なところです。

だからこそ、金利に加えて、自分の状況で実際に借りられるかどうかまで確認したうえで、候補を絞ることをおすすめします。

まとめ

私自身の銀行選びは、「金利だけで3行を選ぶ→物件条件で気づいて選び直す→最終的に5行に事前審査を出して比較する」という流れをたどりました。

銀行は金利の高い・低いだけでなく、市街化調整区域への対応や、注文住宅で必要な分割融資の可否など、自分の状況に合っているかどうかまで見て選ぶことが大切だと、身をもって感じました。

これから銀行を選ぶ方にも、金利だけでなく、ご自身の物件や状況に合っているかを確認しながら候補を絞ることをおすすめします。

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